Calligrapher
Shoko Kanazawa
2024 calendar
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Concept
2024年4月、藤森工業は110周年。
新たな節目を機に次の歩みを踏み進めようと考えた私たちは、
社の歴史を紐解き、先人たちの足跡をたどりました。
時代の空気、共にしてきた想い、
そして受け継いできたDNAを言葉として紡ぎ出し、
書家・金澤翔子さんに揮毫していただきました。
このコラボレーションによって生まれたのが、
2024年版の弊社カレンダー“ZACROS CHRONICLE”です。
表紙の「超越期待」は、私たちが行動指針として標榜する言葉、
「応えるを、超える。」を漢字四文字に置き換えて表現しています。
>ZACROS GROUP CONCEPT
1月から12月は、創業の1914年から2023年までの110年、
そして2024年から先の未来に目を向け、
10年ごとの藤森工業を象徴する12の言葉と年表で構成しました。
この“ZACROS CHRONICLE”によって、
110年の歴史を共に歩んでくださった皆様への感謝を
あらためてお伝えするとともに、
次の藤森工業、
ZACROSの新たな挑戦を感じていただければ幸いです。
金 澤 翔 子
1985年、東京生まれ。
1990年より、母を師として書道を始める。1995年、「般若心経」を書く。同年、全日本学生書道連盟展に「花」を初出品。1999年、日本学生書道文化連盟展に「龍」を出品し銀賞を受賞。2001年、日本学生書道文化連盟展に「舎利札」を出品し学生書道の最高位、金賞を受賞。
2005年、20歳の年に父の遺志を継いで銀座書廊で初個展「翔子・その書の世界」を開催。
その後、建長寺、建仁寺、増上寺、東大寺、熊野本宮大社、延暦寺、太宰府天満宮、大神神社、円覚寺、伊勢神宮、春日大社、猿田彦神社、法隆寺、唐招提寺、金刀比羅宮、出雲大社、西本願寺、薬師寺、仁和寺、金剛峯寺等で個展、奉納揮毫、所蔵。東京藝術大学、愛媛県美術館、福岡県立美術館、上野の森美術館、良寛記念館等で個展を開催。海外ではシンガポール、ニューヨーク(アメリカ)、プラハ(チェコ)、サンクトペテルブルク(ロシア)、サンパウロ(ブラジル)、ドバイ(UAE)等で個展を開催。
2012年、NHK大河ドラマ『平清盛』の題字を揮毫。
2013年、紺綬褒章を受章。
2014年、上皇陛下御製(天皇御在位中)を謹書。
2015年、国連本部(アメリカ・ニューヨーク)「世界ダウン症の日記念会議」で日本代表スピーチ。
2016年、日本福祉大学客員准教授、文部科学省「障害者・生涯学習」スペシャルサポート大使に就任。
2019年、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の公式アートポスター制作アーティストに就任。同年、ローマ教皇来日に伴い、バチカン市国へ「祈」を寄贈。
2023年、ドキュメンタリー映画『共に生きる 書家金澤翔子』が公開。