ZACROSグループ
(2024年度~2030年度)
当社の理念とビジネスモデル
2021-23年度の振り返り
- 「基盤強化・準備」の時期と位置付けた3年間。売上高は概ね目標を達成したが、営業利益は未達。
- 投資案件の準備は進展したが、実際の投資支出は179億円に留まった。一層の構造改革が必要。
本計画の位置づけ
- 過去3年間基盤整備を進め、コロナ禍の中でも様々な案件が準備できた。
- ROE向上のため、今後3年間は積極投資によりビジネスモデル、ポートフォリオ、バランスシートを改革する時期と位置付ける。
数値目標
- 2030年度のROE12%を目指し、積極投資による構造改革を断行。
- 先行投資に伴う償却費が発生するため、2026年度の利益水準は現状並みに留める計画。
ビジネスモデル:ソリューション創造活動の進化
- 世の中に新しい“モノ“を提案し、カスタム対応を含む受注生産をするのが当社のビジネスモデル。
- 近年サービスや外部資源活用によって高付加価値事業が生まれてきた。これを加速し、他事業に拡大。
事業ポートフォリオの変革
- 基盤事業・再構築事業の経営資源を注力事業、育成事業に投じる。
- 育成事業はM&Aを含む積極投資により、将来のリターンの最大化を図る。
キャッシュアロケーションと株主還元(2024-26年度)
- 手元流動性は確保しつつ、資金は積極的に投資。有利子負債を活用し最適資本構成を目指す。
- 株主還元については配当性向40%を目安とし、安定的、継続的に行う。
投資・R&D・事業開発
- 2024-30年度に1,100億円の投資を計画。うち700億円を2024-26年度に実行。
- M&Aに伴う+αの投資も想定。
資本コスト・株価を意識した経営
- 資本コストを意識し、ビジネスモデルの進化、ポートフォリオ変革を通じてROICを改善。
- 財務レバレッジを活用し、ROEの改善を図り、株主価値向上を図る。
各事業セグメント毎の施策や経営基盤強化の取組みなどを含めた中長期経営計画の詳細資料は下記よりご覧いただけます