キーワードは継承と進化
新しいZACROSの象徴となるロゴマーク作成のキーワードは、継承と進化。
すなわち、旧ロゴマークの印象を大きく変えない“リファイン(洗練、純化)”です。これによって継承の重要性を共有し、同時にあるべき姿を進化させること、変化への対応力を表現しています。
シンプルで力強く、柔らかさと温もりを感じさせる形と色に“リファイン”することで、様々な国と地域で受け入れられるロゴマークを目指しました。
30年間、共に歩んだロゴマーク
1994年、ブランドネームと共に生まれたZACROSロゴ。当社の技術基盤である「積層」をモチーフに、コーポレートカラーである青色(空)と緑色(大地)で、人・社会・地球環境との調和を図り、持続可能な社会の実現を目指す意思を込めてつくられました。
「究極の先端」と「つつむ心」の融合
これまでZACROSの象徴となってきたシンボルマークは、コーナーを鋭角に尖らせて「究極の先端」の意味を強調する“リファイン”を施しました。
2つのウェーブラインの曲線は柔らかく滑らかに、さらに上下に広げることで、ZACROS VISIONで掲げている「つつむ心」の表現を新たに託しています。
グローバルに展開可能なロゴタイプ
ロゴタイプは、シンプルな規則性を持たせたミニマルなオリジナル書体に“リファイン”しました。全体のボリューム感を継承しながら装飾性を廃し、国内外を問わず多様な媒体、国や地域で展開しやすく、耐久性のあるロゴタイプとなるよう設計しています。110年の歴史を重ねてきた安定性と同時に、変化への対応力を兼ね備えた新たなブランドイメージを提示し、新しいZACROSの存在を伝わりやすい形で印象づけます。シンボルマークの自由曲線と組み合わせることで、その特徴と存在感を際立たせる設計となっています。
地球環境と人、社会の調和を示す、“リファイン”されたブランドカラー
上部のブルーは「大空」を、下部のグリーンは「大地」を象徴してきたブランドカラー。地球環境を表すその配色を継承しながら、さらに「つつむ心」を表現する柔らかく温かい色合いとなるように調整しています。ロゴタイプも黒からグレーに、エネルギーに満ち溢れた躍動感、明るい未来を共有できるブランドカラーに“リファイン”しました。